小石原の石畳をゆっくり歩く
福岡から大分へ向かう、県境の211号線には、小石原焼の窯元を一堂に紹介している、「道の駅 陶の里」があります。民陶を愛する多くのファンが、全国から小石原焼を求めて、この地を訪れます。小石原らしさを取材したいと考えていた私たちは、小石原発祥の地、皿山の散策マップを道の駅で手に入れ、徒歩でゆっくりと見て回りました。石畳が続く緩やかな坂道、多くの窯元が建ち並ぶ、ここが小石原のメイン通り。茅葺きの屋根の向こうから立ち上がる煙突の煙。そこには、日常生活では見られない風景が広がっていました。

ここは歴史と自然の桃源郷
石畳の道を英彦山方面に進むと、樹齢数百年の杉の大木がそびえる「行者杉」が見えてきます。英彦山の山伏が、入山前にここで禊ぎをおこなったとされる場所です。逆に、日田側へ石畳を歩くと、築300年余のかやぶき屋根を携えた家々が並ぶ、情緒溢れる景色が広がり、散策するには、一日では物足りない気持ちにさせられます。冬は大雪に見舞われ、辺境とも言えるこの地において、400年もの間、伝統を継承し続けてきた小石原焼。それは、まさに桃源郷で育まれた業の結晶と言えるでしょう。
小石原を散策される際は、道の駅で散策マップを貰うと、楽しさが倍増します。さらにそれぞれの作家の個性に触れることが出来るので、窯元巡り前の予備知識となります。
住 所 〒838-1601福岡県朝倉郡東峰村大字小石原
アクセス 国道500号又は国道211号経由




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